それぞれの花

独り言

思い出すこと

大江健三郎様が亡くなられたそうで。


合掌


若い頃「飼育」を読んだときは、その衝撃的内容に、人間の無知は残酷なんだと知らされて、


読んだ後、その本を喫茶店のゴミ箱に捨ててしまったことが思い出されました。


その後、ずーーっと経ってから

「洪水は我が魂に及び」と「新しい人よ目覚めよ」を読んで、

ぐいぐい取りつかれてしまいました。


ノーベル賞とか何とか、本は関係ないですよね。

その時の自分を惹き付けるものが、

自分にとって、

良書なんですよね。


難解な小説を読めた若い頃。