それぞれの花

独り言

本のブログ記事

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  • 原作

    一頁目 捲ったら、茶色になっていた本を あらためて読んでます 感動。 森鴎外の古文ともいうべき文体に 「日本語はなんと豊穣で奥深いのだろう」と 思い、 野坂昭如の切れ目なく物を並べたてて、 句読点なしの文章に「戦争の怖さ」が、 くっきり浮かびあがるのです。 ( -。-) =3 日本文学は素晴らしい... 続きをみる

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  • プリズンホテル

    浅田次郎さまは、少年の成長を描くのは、 天才ですね。 蒼穹の昴シリーズの春雲、今回の花沢繁少年と。 友達にとにかく愉快だから読んでと 送られてきました。 確かに抱腹絶倒な場面がたくさんありました。 ドラマでも見てました。 が、原作は小説家が義母や恋人を情け容赦なく暴力三昧をする場面は、 笑えない。... 続きをみる

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  • 小説「紙の月」

    銀行員の女性がどんどん横領していく物語。 お金を作り出すために、あらゆる知恵を働かせてどんな苦労も厭わずコピー機購入して、 寝る間も惜しんで、偽の証書を作っていく場面は鬼気迫るものがありました。 何の理由があろうと、 ここまで窃盗に労力を使うのがすごいなと。 あまり面白くないストーリーでした。 映... 続きをみる

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  • 友達

    退屈してるだろうと、友達が文庫本を送ってくれました。 大好きBOOK・OFFにも図書館にも行けないので、良かったです。 しかし、本📖の好みとは、 ホント千差万別なものですね。 絶対に私なら手に取らない本📕ですが、 そこにあれば読みます。 しかも友達は予想外に全部ブックカバーを つけてました。 ... 続きをみる

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  • 学ぶ

    これは、単なる不法滞在の外国人の話で無かった。 明日は我が身に起こりうる恐ろしい非人道的な人権侵害の話でした。 日本の闇。

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  • 縄文時代と現代

    著者 森沢明夫 縄文時代と現代を行き来しながら、 それぞれが幸せになるという。 少し私の想像とは違ってましたが、 ほんわかになりました。 森沢明夫氏の作品は、どうやら必ず人間が悩み苦しみながら、それがあってこそ、幸せになるという。 こんな優しい小説は、大好きです。 希望を見出だせます。 ⭐⭐⭐

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  • ビブリオ・バウム

    県立図書館の愛称が バームクーヘンのような図書館 てなわけで、 家から10分のところに新装オープンされました。 娘らに、「仕事やめたなら、ビブリオ・バウムにイケイケ」と言われて 「分かりました! イクイク📖」と イクイク詐欺してましたが、 今日、ようやく行って来ました。 大正昭和時代の古書が触っ... 続きをみる

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  • ある男

    「愛したはずの夫はまったくの別人」 というミステリーに惹かれて、 初めて 平野啓一郎さんの本を読了しました。 「別人の夫とは??」 興味津々と読み始めましたけど、 途中の現代の社会問題が次々と提示されて、 芥川龍之介作品が出てきたり、 最後にはアンナ・カレーニナが出てきて、 なかなか 「別人の夫と... 続きをみる

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  • 風間教場

    相変わらずドラマ「教場」楽しみにしてます。 原作は「風間教場」が最後で、少しばかり、がっかりしてます。 風間教官の右目をつぶした犯人「十崎」の逮捕の部分があっけなくて。 「逮捕された」だけとは、なんとおもしろくないことか。もう少し犯人の背景とか描いて欲しかったです。 そして、最後の風間教官の処遇も... 続きをみる

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  • おいしくて泣くとき

    「こども食堂」にまだ行ったことないんですよね。 何らかのかたちで、協力したいとずっと思っているのですが。 森沢明夫 作 「おいしくて泣くとき」 は、 「こども飯」 「こども食堂」 の話から始まります。 読み進めていくうち、 心也くんと夕花さんの いわゆる甘酸っぱい青春モノかー。 時々、ゆり子さんと... 続きをみる

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